RUFU AI

CASE INTERVIEW

月60時間の商品登録業務がゼロに。AI自動化が少数精鋭のECチームにもたらした“攻めの時間”

複数シートの情報集約、FileMaker入力、Shopify登録、Box画像の取得まで。EIMY ISTOIREがRUFU AIで実現した、EC運営自動化の舞台裏を紹介します。

BEFORE

月30〜60時間の手作業

複数シート、FileMaker、Shopify、Boxを人が横断。毎月約100品番の商品登録に多くの時間がかかっていました。

AFTER

商品登録業務がゼロに

RUFU AIが情報収集から登録、確認依頼まで実行。人は売上改善や新しい施策に時間を使える状態へ変わりました。

自動化前の主な作業

  • 01 COLLECT 情報を集約 複数スプレッドシートから商品情報を拾い集める
  • 02 MASTER マスタ整備 FileMakerへ手入力して商品マスタを整える
  • 03 UPLOAD 商品登録 Shopifyへ商品情報をアップロードする
  • 04 IMAGE 画像反映 Boxから商品画像を取得して登録する

2016年の立ち上げ以来、唯一無二の世界観で多くのファンを魅了し続けるファッションブランド「EIMY ISTOIRE(エイミーイストワール)」。設立10周年を迎えたブランドは、リブランディングや自社ECのリニューアル、新事業の立ち上げなど、さらなる高みを目指した挑戦を続けています。

その成長を支えるECチームが抱えていたのが、月間約100品番にもおよぶ商品登録業務の負荷でした。複数のスプレッドシートに散らばった情報の集約、FileMakerへの手入力、Shopifyへのアップロード、Boxからの画像の手動ダウンロード。こうした多段階のオペレーションが、少人数のチームに月30時間、繁忙期には60時間もの工数としてのしかかっていたのです。

この課題に対し、AIを活用した業務自動化で劇的な変革をもたらしたのが、RUFUが提供するAIエージェントでした。商品登録業務のフルオートメーション化はどのように進み、現場にどんな変化をもたらしたのか。EIMY ISTOIREのEC・PRの全体統括を務める三浦様、EC運営及びマーケティングを担う西川様、佐々木様と、RUFU代表・黒岩の対談形式でお届けします。

ブランドの現在地とECチームの体制

──まずは、EIMY ISTOIREのEC事業の規模感について教えてください。

三浦様:EIMY ISTOIREのECは、現在かなり順調に成長しています。自社EC、店舗、卸、さらに楽天やZOZOTOWNなど、複数チャネルを展開しています。なかでも自社ECはブランドの世界観を伝える重要な接点で、今年はECシステムをリニューアルし、よりブランドらしい買い物体験を作っていくフェーズに入っています。

──EC運営チームの体制はどのような形でしょうか。

三浦様:EC運営は少数精鋭で担っています。商品登録、在庫管理、売上分析、販促、マーケティング、SNS連携まで幅広く見ているため、日々のルーティン業務と攻めの施策をどう両立するかが大きなテーマでした。

Before ── 「もうやめたい」と思うほどの手作業の連続

──RUFU AI導入前、商品登録にはどれくらい工数がかかっていましたか。

西川様:通常月でも約30時間、繁忙期は60時間程度かかっていました。毎月約100品番の新作登録があり、商品情報を複数のスプレッドシートから集約して、FileMakerへ入力し、Shopifyにも反映して、さらにBoxから画像を探して登録する必要がありました。

西川様:単純な転記のように見えて、実際には確認すべき項目が多く、品番、商品名、カラー、サイズ、価格、カテゴリ、タグ、画像などを一つずつ照合していきます。間違えると販売開始や在庫連携にも影響するので、神経を使う作業でした。

──特につらかったポイントはどこでしたか。

西川様:毎回同じような作業なのに、情報の置き場所が分かれていることです。シートを見て、FileMakerに入れて、Shopifyを開いて、Boxから画像を探して、また確認して、という往復が多く、商品登録だけで一日が終わってしまうこともありました。

黒岩:EIMY ISTOIRE様の業務を拝見したとき、まさにAIが得意な領域だと感じました。判断が不要な単純作業ではなく、複数ツールを横断して情報を読み取り、ルールに沿って処理し、最後に人へ確認を返す。そこまで含めて自動化できると、現場の負荷は大きく変わります。

きっかけ ── 「まずやってみる」カルチャーとパートナーへの信頼

──AIによる業務自動化を検討したきっかけは何でしたか。

三浦様:もともと社内に新しいことをまず試してみる文化があります。ECもリニューアルや新しい施策を進めているタイミングで、日々の作業に追われ続けるのではなく、もっと売上を伸ばすための仕事に時間を使いたいと考えていました。

三浦様:RUFUさんには以前から相談していて、EC運営の実務をよく理解してくれている安心感がありました。AIだから何でも自動化できるというより、現場の業務を理解したうえで、どこから着手すると効果が大きいかを一緒に考えてくれたのが大きかったです。

──RUFUに依頼する決め手は何でしたか。

三浦様:スピード感と実装力です。単に提案して終わりではなく、実際の業務フローを見て、必要なデータや操作対象を確認し、すぐに試せる形にしてくれました。PoCから運用に乗せるまでが早く、現場としても前向きに進めやすかったです。

黒岩:今回重視したのは、既存の業務フローを大きく変えないことです。新しい管理画面を覚えてもらうのではなく、普段使っているスプレッドシート、FileMaker、Shopify、BoxといったツールをAIが横断し、人がやっていた手順に沿って実行する。その方が現場に自然に入っていけます。

After ── 導入1〜2週間で月60時間がゼロに

──導入から稼働まではどのくらいでしたか。

西川様:最初の構築から実際に使える状態になるまでは、1〜2週間ほどでした。こちらで用意した商品情報や画像フォルダをもとに、RUFU AIが必要な情報を読み取り、登録に必要な形式へ整えて、Shopifyへの登録まで進めてくれるようになりました。

──初めて自動化された動きを見たときの感想はいかがでしたか。

西川様:本当に助かる、と思いました。これまで自分たちが時間をかけていた作業が、自動で進んでいくのを見て驚きました。確認が必要なところは人に返ってくるので、任せきりで不安というより、作業を肩代わりしてくれる感覚がありました。

黒岩:AIが完璧に判断することを目指すのではなく、業務を進めるうえで必要な読み取り、整形、操作、報告を担い、人が判断すべき部分は確認できるようにしています。ここがEC運営の現場では重要だと思っています。

──月60時間かかっていた作業はどう変わりましたか。

西川様:商品登録にかかっていた時間はほぼゼロになりました。人が一つずつ入力していた作業をAIが進めてくれるので、私たちは登録結果の確認や、必要な修正の判断に集中できます。

──浮いた時間はどのように使えるようになりましたか。

佐々木様:売上改善のための施策や、SNS、特集ページ、メルマガ、分析など、本来やりたかったけれど後回しになっていた仕事に時間を使えるようになりました。作業に追われる状態から、ブランドを伸ばすための仕事に向かえるようになったのは大きいです。

現場のリアル ── AIと人の役割分担

──実際に使ってみて、想定外だったことはありますか。

西川様:AIが全部を勝手に進めるというより、必要なところで確認を返してくれる点が使いやすかったです。商品登録は間違えられない作業なので、確認できる安心感があることで、現場でも受け入れやすかったです。

──AIに任せる業務と、人が担う業務の線引きはどう考えていますか。

三浦様:定型的で、ルール化できて、毎月発生する業務はAIに任せていきたいです。一方で、ブランドの見せ方や企画、販促、顧客とのコミュニケーションのように、人の感性や判断が必要な部分は人が担うべきだと思っています。

黒岩:RUFU AIは、人を置き換えるというより、現場が本来やるべき仕事に集中できる状態を作るためのものです。EC運営には細かなルーティンが大量にあります。その実務をAIが受け持つことで、少人数でもより攻めた運営ができるようになります。

EIMY ISTOIREとRUFUの打ち合わせ風景

未来 ── オペレーション全自動化、そしてその先へ

──今後、さらに自動化していきたい領域はありますか。

三浦様:商品登録以外にも、在庫確認、レポート作成、販促準備、モールごとの更新作業など、自動化できそうな業務はたくさんあります。まずは商品登録で成果が出たので、今後はEC運営全体のオペレーションをより効率化していきたいです。

──同じようにEC運営の工数に悩む企業へ伝えたいことはありますか。

三浦様:まずは一つの業務から試してみるのが良いと思います。全部を一気に変えるのではなく、毎月必ず発生していて、負荷が大きい業務から始めると、効果を実感しやすいです。

黒岩:EC運営は、商品、画像、在庫、売上、顧客対応など、多くの情報とツールが絡み合っています。だからこそ、AIが実際の業務ツールを操作できることに大きな価値があります。RUFU AIは、現場に入り込み、日々の業務を完了まで進めるAIとして進化させていきます。

──本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。EC運営の新しいスタンダードを共に築いていけることを、大変心強く感じています。

インタビューを終えて

EIMY ISTOIREの事例は、AI自動化が単なる効率化にとどまらず、現場の働き方と事業成長の余白をつくることを示しています。これまで人が時間をかけていた定型業務をAIが担うことで、チームはブランド価値を高める仕事、売上を伸ばす仕事、顧客と向き合う仕事へ集中できるようになります。

RUFU AIは、チャットで依頼を受け、必要な情報を読み取り、普段使っている業務ツールを操作し、完了まで報告するAIエージェントです。EC運営にまつわるルーティンワークを代替し、人がより創造的で戦略的な仕事に向かえる環境をつくっていきます。

自社のEC業務でも、どこまでAI化できるか確認しませんか。

商品登録、画像処理、データ整形、レポート作成など、現場のルーティンワークから相談できます。